永田町ハウス

だが、これらのヴィスタ(通景)の効果をねらった象徴的な街路空間は、東京ではあくまでも例外で、有楽町マリオン上空から皇居を望むしかもわずかな区間だけにしか実現していない。安かった土地が、かえって高くついてしまいます。永田町ハウスの向かいが騒々しいのは気のせいか。これから先のビジネスを予測するうえで、この3環状路線は決して見逃すことはできません。東京市の第五線の起点は新宿の「淀橋」であり、いま、丸ノ内線の西新宿駅があるところである。この後、千代田線は再び道路の下を走り、また、この壁が姿を現すことになる。何年かおいて入ってくるから、そこに世代間ギャップができて、どうしても安全意識が叩き込まれなくなってしまう。永田町ハウスの設備は物足りないかもしれない。